『十二支』からのメッセージ
『十二支』とは、「子」、「丑」、「寅」、「卯」、「辰」、「巳」、「午」、「未」、「申」、「酉」、「戌」、「亥」の総称です。
『十二支』がいつ頃できたのか定かではありませんが、当初は12ヶ月の順序を示す記号として使われていたと言われています。それより前には、木星や月の周期を表す記号であったと言われています。
それを覚えやすくするために動物を割り振ったものです。『十二支』は、月だけでなく、年や日、時間、また方位にも割り当てられています。
では、『十二支』の持つメッセージについて解説しましょう。
『子』
「ね」と読みます。
細かなことに気が付いて無駄遣いせず掃除好き。苦労のうちに貯めた金、色で失い人に倒さる。
『丑』
「うし」と読みます。
辛抱強く根気良く言葉少なく信用もあり。好き嫌いありて押し強く、腹立つ時は止めようもなし。
『寅』
「とら」と読みます。
考え深く落ち着いて人の頭と敬まわれつつ、昂ぶり過ぎて気ままがち。とかく目上と事を争う。
『卯』
「う」と読みます。
世辞と愛嬌ある故に人気もありて福徳もあり。取り留めもなく遠慮がち。色のためには苦労する。
『辰』
「たつ」と読みます。
人に立てられ威勢良く思わぬ人の引き立てもあり、諂いもなく気短で負けず嫌いが損のもとなり。
『巳』
「み」と読みます。
心の奥ぞ深くして金に一生不自由なし。見栄を飾りて疑いと嫉む心のあるが疵なり。
『午』
「うま」と読みます。
調子宜しく世辞上手。人気もありて金回りよし。陽気ばかりで陰気なくうわべを飾る癖があるなり。
『未』
「ひつじ」と読みます。
人を憐れみ品も良く、芸はあれども高ぶりもせず、取越苦労遠慮がち危ぶみ過ぎて迷う臆病。
『申』
「さる」と読みます。
小才もありて器用なり。人の気を取る内は安楽。人を侮り意地悪く、褒められたさに嘘をつくなり。
『酉』
「とり」と読みます。
あれもこれもと忙しく働き乍世を送るなり。気変わり多く極まりなく、身分に余る大望は損。
『戌』
「いぬ」と読みます。
義理を守りて正直に人の為めには陰日向なし。骨折損の多くしてくよくよ思う心偏屈。
『亥』
「い」と読みます。
極まり宜しく大望も貫く程の強き気性ぞ。後先見ずの気早にて人に憎まれ損もするなり。
鳥海伯萃
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